簡単に使える長3封筒テンプレート(Word版)を無料ダウンロード!

長3封筒は、ビジネスシーンで最もよく使われるサイズの封筒です。使用頻度が高い封筒の場合、その都度、差出人の住所や会社名を記載したり、スタンプを押したりするのにも手間がかかります。だからこそ、長3封筒は企業名や住所などが印刷されているオリジナル封筒を用意しておくと便利です。また、宛名部分に透明の窓が開いている窓付き封筒は、宛名書きの負担が減り、発送時の負担を大きく軽減します。
活用頻度の多い長3封筒ですが、実はWordのテンプレートを利用すれば、簡単にオリジナル封筒のデザインが作れてしまうことをご存じでしょうか。
今回は、簡単に長3封筒が作成できるWordの無料テンプレートをご紹介します。

長3封筒印刷でテンプレートを使う前にチェック

テンプレートを使って長3封筒のデザインを作成する前に、まずは長3封筒の基本情報を確認しておきましょう。

そもそも長3封筒とは?

長3封筒とは、長形3号封筒とも呼ばれる封筒です。長3封筒は長い方の辺が235mm、短い方の辺が120mmの縦長の形をしており、数枚のA4用紙を三つ折りにして綺麗に封入することができます。また、定形郵便で送付できる最大サイズです。定形郵便の最大サイズであることも、ビジネス上で長3封筒がよく利用される理由の一つでしょう。

長3封筒を使うケース

長3封筒は、前述のようにA4用紙を三つ折りにして封入できるサイズです。また、左右や天地に多少の余裕があるため、書類の封入や取り出しがしやすく、ハサミを使って封を開ける時にも中身まで切ってしまうリスクも抑えられます。
したがって、長3封筒は何らかの文書を送付する場合や請求書・見積書の送付、ダイレクトメールの送付時などに使用されるケースが多くなっています。

長3封筒のワード(Word)版テンプレートのダウンロードはこちら

封筒印刷専門サイトである「封筒の達人」では、簡単に長3封筒のデザインを作成できるWordのテンプレートをご用意しています。
長3封筒のテンプレートは、こちらからダウンロードが可能です。
データ作成用テンプレート:https://www.futo-tatujin.com/user_data/download

ダウンロード方法

まず、上にご紹介したURLから封筒の達人のデータ作成用テンプレートページにアクセスします。長形封筒の一番上にある「長3(235×120mm)の欄にある「W」マークをクリックし、ダウンロードするとテンプレートのダウンロードが完了します。

社名や住所のレイアウト

会社オリジナルの封筒を作成する場合、社名や住所、電話番号、ホームページのURLなどを下の方に配置します。会社のロゴがあれば、ロゴマークも一緒に配置すると、封筒を受け取った相手に差出人をイメージしやすくさせ、企業ブランディングにも効果的です。
ロゴや会社名を中央に配置するか、左右どちらかに寄せるか、また、ロゴを会社名の前に配置するか上に配置するかなどによって、見た目の印象は変わります。そのほか、会社名と住所の間に飾り線を入れるとすっきりとした印象を与えられる場合もあります。
また、会社のイメージに合わせたフォントを選ぶことも大切です。ゴシック体は太く、読みやすい文字のために親近感を与えやすく、明朝体はすっきりとした柔らかい線のため、真面目で上品なイメージを与えられます。

色の選び方

文字の色と封筒の色の相性を見極めることも大切です。白い封筒に黒のインクで印刷する場合は、非常にシンプルで見やすくはなりますが、相手に硬い印象を与える可能性もあります。長3封筒であれば、会社のイメージカラーに合わせた色の封筒や会社の雰囲気に合わせた色の封筒を選んだほうが良いでしょう。また、封筒の色に合わせてインクの色も選ぶと、おしゃれで洗練された雰囲気になります。
ただし、封筒の色と文字の色が似かよってしまうと、文字が読みにくくなってしまいます。封筒に薄い色を選んだ場合には、インクは濃い目の色を選ぶとコントラストが強くなり、文字を目立たせることができます。
その他、何色のインクを使って印刷するかによって封筒の印刷料金は変わります。コストを抑えたい場合には1色印刷がおすすめです。また、ロゴマークに色を付けたり、飾り線に色をつけるなどして、洗練された雰囲気を演出したい場合は、比較的価格も抑えつつ、スタイリッシュに仕上げられる2色印刷が適しているでしょう。カラフルでインパクトの強い封筒を作りたい場合には、フルカラー印刷をおすすめします。

綺麗に印刷するためのコツ

オフィス内で封筒に綺麗に印刷するためには、用紙の質感に合わせた最適なインクの量やトナー濃度を調整することが大切です。ただし、紙質に合わせた微調整は簡単ではありません。
また、封筒に印刷する際には、封筒をセットする向きにも注意する必要があります。印刷の向きを間違えてしまうと、上下や裏表が反対になってしまい、封筒を無駄にしてしまうこともあります。また、オフィスの印刷機やプリンターの場合、どうしても印字が滲んでしまうため、美しく仕上げるのは難しいのが現状です。
市販の封筒に差出人が印刷された封筒では印刷時の滲みなどから手作りの印象が強くなり、受け取り手には洗練された印象は与えにくいでしょう。美しく印刷されたオリジナル封筒であれば、しっかりビジネスツールを準備している企業として受け止められ、会社としての信頼感を高められる可能性があります。また、ロゴマークなどから一目で差出人を連想できるため、企業ブランディングにも効果を発揮できると言えるでしょう。
使用頻度の高い長3封筒であれば、オフィスのプリンターで印刷するのではなく、印刷会社にまとめて発注してみてはいかがでしょうか。印刷会社であれば、インクの滲みもなく、鮮明な文字やロゴの印刷が可能です。

長3封筒の購入の前にチェックしておきたいこと

長3封筒の購入の前にチェックしておきたいこと
一口に長3封筒といっても、封筒に使用されている素材や色、機能はさまざまです。会社オリジナルの封筒を作成する際には、企業としてのイメージに合わせたデザインを選ぶだけでなく、封入や発送の手間を軽減できる封筒を選ぶことをおすすめします。

素材

封筒に使用されている紙には主にクラフト紙、ケント紙、パステル紙の3種類があります。それぞれ特徴や与えるイメージが異なるため、封筒を作る際には、企業イメージに合わせた用紙を選ぶことが大切になります。
クラフト紙は、いわゆる茶封筒に使用されている未晒しの茶色い用紙です。長い繊維が絡み合って作られているため、破れにくく、さらに薬剤を使った漂白をしないために繊維が傷まず、高い強度を誇ります。また、漂白をせずパルプそのものの色を利用していることや表面がザラザラしていることなどから、素朴でナチュラルな雰囲気を持つ紙です。そのため、クラフト紙の長3封筒を使用すると、環境に配慮した企業活動を行っていることのアピールにもつなげやすいでしょう。しかしながら、価格も安く、ややカジュアルな印象となるのも事実です。
一般的な白色封筒に用いられている用紙がケント紙です。ケント紙も、クラフト紙同様にパルプを原料とした用紙ですが、ケント紙は漂白を行うため、漂白処理をしないクラフト紙に比べ、美しい白色になります。また、表面が滑らかでインクが滲みにくいといった特徴があり、クラフト紙と比べるとフォーマルな印象を与える紙です。
また、やさしい色合いのパステル紙は、明るく、柔らかな印象を与えるとともに、選ぶ色によっては中身が透けにくいというメリットがあります。自社のイメージカラーやロゴの色などに合わせて封筒の色も選びやすく、受け取り手も封筒を見ただけで企業イメージを連想しやすいため、会社のブランディングに最適な用紙だと言えるでしょう。

機能

封筒にも実は、さまざまな機能を持つ封筒があります。封筒の達人で取り扱っているのは、透けない封筒、窓付き封筒、抗菌封筒、マチ付き封筒、紙ネット封筒の5つですが、長3封筒に適用できるのは、透けない封筒、窓付き封筒、抗菌封筒の3つです。
例えば、ビジネスシーンで使用する長3封筒の場合、請求書や発注書、個人情報など、機密保持が必要な文書を送付するケースもあるでしょう。薄い色の封筒の場合、光に透かした場合などに外側から中身が透けてしまう可能性もあります。透けない封筒は、特殊な加工を施すことで、外側から中身が見えないように工夫した封筒です。
長3封筒の使用頻度が高い場合にぜひおすすめしたいのが、窓付き長3封筒です。窓付き封筒は、封筒の宛名部分に穴を開け、透明なフィルムなどを貼った加工をした封筒で、封入物に記載した宛名を窓部分から表示させることができます。したがって、封筒に宛名を書く手間や宛名ラベルを貼る手間が不要となり、発送時の労力を大幅に軽減させます。加えて、封入物にあらかじめ宛名が印刷されていれば、封筒の宛名と中身が異なるという発送ミスの抑制にもつながります。
また、雨の多い時期などは、郵便物が配達されるまでの間に雨に濡れ、宛名が滲んでしまうリスクもあります。しかし、窓付き封筒の場合、封筒の内部に宛名が記載されているため、雨でインクが滲んだり、消えたりというトラブルも回避でき、確実に相手に書類を届けることができます。
長3封筒を使用する頻度が高いビジネスシーンでは、作業効率をアップさせ、発送ミスというリスクも低下できる窓付き封筒がおすすめです。

長3封筒の印刷ならぜひ「封筒の達人」ご相談ください!

封筒の達人では、リーズナブルな価格で手軽にオリジナルの長3封筒を作成できるWordのテンプレートをご用意しています。Wordのテンプレートは、会社名や住所、ホームページのURLなど、必要な情報を入力し、レイアウトを整えるだけで、長3封筒のサイズにぴったり合ったデザインを作れるものです。
白いケント紙はもちろん、リーズナブルなクラフト紙、カラフルなパステル紙からご希望の用紙をお選びいただき、必要部数をご入力いただければ、インターネットから簡単にご注文いただけます。発送の手間を大幅に軽減する窓付きの長3封筒もご用意しております。
企業ブランディングにも役立つオリジナルの長3封筒を作成される際には、ぜひ封筒の達人にご相談ください。

【監修者コメント】
Wordでデザインする場合、家庭用プリンターでも印刷会社さんに入稿でも、まずは印刷機の規定に沿う仕様で作成されているかが重要です。
家庭用プリンターやオフィス用複合機などでは、印刷に使用するアプリケーションやプリンタードライバーが印刷ずれを起こさないようにある程度自動補正してくれる機能が作動する場合もありますが、基本的には補正の必要がないようにデータ作りをする方が間違いがありません。
また印刷会社さんでも入稿データを確認して補正が必要な場合は調整してくれるところもありますが、別途費用や納期の加算が発生する可能性もあるので、やはり規定に沿った作成が大事になります。
最善なのは印刷会社さんへの入稿であれば会社さんが配布しているテンプレートの使用、家庭用プリンターなどであれば作成前にアプリやドライバーの事前設定をしっかりすることだと思いますが、それでも補正が必要となる場合もあるので、正確にしっかりと作成したい場合はやはりプロに依頼するのが一番であることには変わりありません。
またWordで自己作成する場合においては、文字の配置や色使い、フォントなど、デザインの自由度幅がある程度限られますので、それらを踏まえて作成しましょう。

■監修者プロフィール
伊藤 友也さん
株式会社ウイングフォーム 代表取締役 伊藤友也

広告代理店勤務を経て、地元である埼玉県さいたま市地域の広告物に特化して取り組める環境をと思い、株式会社ウイングフォームを起業。主に企業や飲食店のチラシや封筒、ポスターなどのDTP印刷、ホームページ制作および広告代理業などを行い、地元地域のみならず各地域クライアントが「根差すPR」を目指して展開。会社やお店だけでなく個人の依頼も取り扱い、数量の少ない印刷物や小回りの利くちょっとした制作物を低価格で制作できるよう努めている。