封筒印刷は印刷会社への依頼がおすすめ!テンプレートもご紹介!

封筒は、相手が文書を受け取ったときに一番初めに目にするものです。封筒に企業ロゴや会社名を印刷すれば、企業のブランディングにも効果があるでしょう。また、ダイレクトメールを発送する際に魅力的なメッセージを封筒に印刷すれば、開封率も上がるかもしれません。
美しく見栄えのよい封筒を作成したいのであれば、印刷会社への依頼をおすすめします。
今回は、印刷会社に封筒印刷を依頼する際の流れや封筒印刷用のテンプレートをご紹介します。

封筒印刷で印刷会社を活用するメリット

今は、パソコンやプリンターを使って自分でも封筒印刷をすることができます。そのため、わざわざ印刷会社に封筒印刷を依頼しなくても、自分で封筒印刷をすればよいのではと考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、印刷会社に封筒印刷依頼をすると次のようなメリットを得られます。

作成ミスの心配がなくなる

自分で封筒印刷をしようとすると、文字の大きさのバランスや印刷位置を確認しても、イメージしたような仕上がりにならないケースもあります。また、印刷の向きを間違えてしまったり、思ったような色合いに仕上がらなかったりといったケースもあるでしょう。

会社名を印刷する場合にも、印刷位置を調整しているうちに住所や電話番号の一部を誤って消してしまったといったミスが生じる可能性もあります。印刷会社に封筒印刷を依頼すれば、そのような作成ミスが生じる心配もありません。

手書きで作成する手間を省ける

文書を送付する際に、毎回、差出人の箇所に企業名や住所を記載すると非常に手間がかかります。大量の文書を送付しなければならない場合などは、だんだんと手も疲れ、文字が雑になってしまうこともあるでしょう。また、字に自信がない方にとっては手書きの文字を書くことがストレスになってしまう場合もあります。

封筒を受け取った相手も、今は法人から手書きの封筒を受け取る機会が少ないため、目に留まる確率はアップするかもしれません。しかし、会社名の入った封筒が用意されていないのであれば、それほど事業規模が大きくない会社なのではないか、経営状態が厳しいのではないかと捉えられてしまうリスクもあるでしょう。

印刷会社によって印刷された封筒であれば、手書きをする労力やストレスを省くことができ、受け取った相手にもよい印象を与えられる可能性があります。

一度に大量の封筒を作成できる

印刷会社では、美しく印字ができる高品質の印刷機を使用して封筒印刷を行うため、一度に大量の封筒印刷を発注してもスピーディーに対応が可能です。大量の封筒印刷を会社のプリンターで行う場合は、トナーやインクの消費量も大きくなります。そのため、大量の封筒印刷を行う場合は印刷会社に発注した方が、費用を安く抑えられる可能性があります。

また、社内のプリンターを使って大量印刷をする場合には、プリンターを独占してしまうことになるため、業務上、別の書類の印刷が必要になったときに対応がしにくくなり、業務にも影響を与えてしまいます。印刷会社に封筒印刷を依頼すれば、社内の業務に影響を与えることもなく、コストも抑えて大量の封筒印刷が可能になります。

封筒印刷で印刷会社を利用する流れ

封筒印刷で印刷会社を利用する流れ

封筒の達人は、70年以上の歴史を誇る老舗の印刷会社です。ここでは、弊社に封筒印刷をご依頼いただく場合の流れをご紹介します。

ご注文・決済

まず、封筒のサイズや素材、窓付きやマチ付きなど封筒の機能を選びます。また、表面と裏面の印刷色数、封筒口のテープ加工の有無、封筒の印刷部数を決定して見積もりをとり、注文をします。ほとんどの印刷会社ではインターネットから注文が可能です。封筒の達人ではサイト上での注文のほか、FAXでのご注文も承っています。

注文後、指定の決済方法で代金をお支払いいただいたら印刷データの入稿に進みます。

データ入稿

印刷データを入稿していただきます。すでに印刷データがある場合は、お持ちのデータを使用していただけます。封筒の達人では、封筒のサイズに合わせて印刷デザインを作成できる無料のテンプレートをご用意しています。ご希望の封筒サイズをお選びのうえ、テンプレートを利用して印刷データを作成していただくことも可能です。

会社のロゴを入れる場合は、ロゴの印刷データも入稿していただきます。また、データは保有していないものの、清刷りや会社案内等のパンフレットなどに印刷された会社ロゴをお持ちの場合は、弊社で書き起こして印刷データに仕上げることも可能です。封筒を作成することを機会に新たにロゴを作成されたい場合も、ご依頼いただければ弊社でロゴ製作も承っています。

校正・データのご確認

入稿していただいたデータをもとに、を作成します。メールにて校正データを送付しますので、誤字・脱字がないか、文字の大きさ、色、配置、ロゴの位置などが問題ないかをご確認ください。修正の必要がありましたら、ご連絡いただいた内容に合わせてデータの校正を行います。

印刷データの校正にご了承いただけましたら、印刷に進みます。

印刷・発送

ご確認いただいたデータをもとに、印刷を開始します。業務用印刷機を使用しますので、スピーディーに、かつインクの滲みなどのない美しい仕上がりを実現します。

印刷が完了しましたら、ご注文時の住所に発送いたします。

封筒の印刷用の無料テンプレート

封筒印刷に利用できる無料のテンプレートをご紹介します。

洋形封筒(招待状やお祝い状の送付におすすめ)

洋形封筒は、横型で封筒の長い方に封入口がある封筒です。開封しやすいため、招待状や案内状、お祝い状などにも利用されることが多くなっています。

洋形0

横235mm、縦120mmの大きさの封筒です。洋長3と呼ばれることもあり、洋形封筒では最も利用されることが多く、A4サイズの用紙を三つ折りにして封入することができます。洋形0のテンプレートです。

<表面>

表面

<裏面>

裏面

洋形0窓

横235mm、縦120mmの洋形0と同じサイズの封筒で窓付きタイプの封筒のテンプレートです。内側の封入物に印刷した宛名が窓から見える形となります。封入物を印刷する際に宛名も同時に印刷できるため、封入物作成後、再度宛名を印刷する手間を省くことができます。

<表面>

表面

<裏面>

裏面

長形封筒(折っても問題がない書類の送付におすすめ)

長形封筒は「洋形封筒」に対して「和封筒」とも呼ばれる封筒です。封入口を上にして縦の長さが横の長さの2倍程度になる縦型の封筒で、日本では広く利用されています。よく用いられることの多い長形封筒には長形3号、長形4号、長形40号があります。いずれも、A4サイズの用紙を折って封入することができ、定形郵便で送れるサイズです。

長形3号(長3)

長3とも呼ばれる長形封筒は、横が120mm、縦が235mmの大きさでA4用紙を三つ折りにして封入できるサイズです。ちょうど、上に紹介した洋形0を縦に置いたときと同じ大きさになります。長形3号のテンプレートです。

<表面>

表面

<裏面>

裏面

長形4号(長4)

長形4号は長4とも呼ばれ、縦が205mm、横が90mmの長形3号よりも一回り小さいサイズの封筒です。B5用紙を三つ折りにして封入することができます。

長形4号のテンプレートです。

<表面>

表面

<裏面>

裏面

長形40号(長40)

長形40号は縦225mm、横90mmの大きさの封筒です。長形4号を一回り小さくしたサイズで、A4用紙やB5用紙を四つ折りにして封入できる大きさとなります。
長形40号のテンプレートはこちらです。

<表面>

表面

<裏面>

裏面

角形封筒(ビジネス上の書類や履歴書などの送付におすすめ)

角形封筒は、長形封筒と同じ縦型の封筒ですが、長形封筒に比べると横の比率が大きく、長方形よりも正方形に近い形をしています。履歴書を送付する場合や折らずに送付したいビジネス文書を送付する際に用いられることが多くなります。角形封筒は角形8号を除き、定形外郵便として扱われます。

角形0号(角0)

角形0号は縦382mm、横287mmのサイズです。B4用紙を折らずにそのまま封入できます。
角形0号のテンプレートです。

<表面>

表面

<裏面>

裏面

角形1号(角1)

縦382mm、横270mmの大きさの封筒です。角形0号と同様にB4用紙を折らずに封入できますが、角形0号よりも幅が少し狭いため、厚みのない書類を送付する場合に適しています。 角形1号のテンプレートはこちらです。

<表面>

表面

<裏面>

裏面

角形2号(角2)

角形2号は縦332mm、横240mmサイズの封筒で、A4用紙を折らずに封入することができます。角形2号のテンプレートです。

<表面>

表面

<裏面>

裏面

角形3号(角3)

縦277mm、横216mmサイズの封筒で、B5用紙を折らずに挿入できるサイズです。
角形3号のテンプレートです。

<表面>

表面

<裏面>

裏面

角形6号(角6)

縦229mm、横162mmの大きさの封筒です。A5用紙を折らずに挿入できます。角形6号のテンプレートです。

<表面>

表面

<裏面>

裏面

紙ネット封筒(ネット通販の送付におすすめ)

紙ネット封筒はハニカム状の紙ネットが高い緩衝性能を発揮する封筒です。プラスチックを使用しないため分別も不要で、ネット通販などで商品を発送する際に適しています。紙ネット封筒は片面だけの印刷となります。

A4(紙ネット封筒)

横310mm、縦225mmの大きさの封筒です。テンプレートはこちらです。

A4(紙ネット封筒)

A5(紙ネット封筒)

横250mm、縦195mmの大きさの封筒です。テンプレートはこちらです。

A5(紙ネット封筒)

B6(紙ネット封筒)

縦230mm、横150mmのサイズの封筒です。テンプレートはこちらです。

B6(紙ネット封筒)

封筒の印刷はぜひ封筒の達人まで!

封筒印刷を印刷会社に依頼するメリットと各サイズの封筒のテンプレートをご紹介しました。

封筒の達人では、お客様のニーズに合わせて最適な封筒をお選びいただけるよう、さまざまなサイズ、用紙の封筒をご用意しています。また、テンプレートも豊富にご用意しておりますので、お気軽に印刷データを作成いただけます。

70年もの間、印刷会社を営んできた老舗としてのノウハウを活かした高品質で美しい印刷には定評があります。また、料金も非常にリーズナブルな設定となっていますので、封筒印刷をお考えの際には、ぜひ封筒の達人にお任せください。

【監修者コメント】

封筒印刷を印刷会社さんへ依頼する際は、まず使用用途や封入する内容などから封筒のサイズや形を選んで注文を進める流れがオススメです。
例えば窓付きの封筒は中身が一部見える形状ですので、宛名を印字した用紙を封入して窓から見えるようにすれば宛名書きの省略にはなりますが、適切な用紙サイズを封入しないとせっかくの窓がうまく活用できず宛名が見えなくなってしまったり封入した用紙にシワが寄ってしまったりする可能性が発生します。
また封入する用紙は折り曲げ可能かどうかでも選択する封筒の種類は変わりますし、封入する枚数が多ければ厚みが出ても問題ないタイプを選択するほうが適切です。
特に封入物の厚みに関しては、角形0号と1号で言えばどちらもB4の用紙を封入するにはちょうどいい形状の封筒にはなりますが、0号は1号に比べて幅が広いので、複数枚の書類やパンフレットを封入する場合はもちろん、B4サイズの雑誌や書籍を入れる時にも適しているという汎用性があり、使い所の振れ幅が変わります。
「作成したい封筒は何の為に用いるのか」を考えるというのは原則ですが大事な点です。
印刷会社さんへ依頼する前にある程度決めておくことは進行面でもスムーズになり円滑になるでしょう。

■監修者プロフィール 伊藤 友也さん 株式会社ウイングフォーム 代表取締役 伊藤友也

広告代理店勤務を経て、地元である埼玉県さいたま市地域の広告物に特化して取り組める環境をと思い、株式会社ウイングフォームを起業。主に企業や飲食店のチラシや封筒、ポスターなどのDTP印刷、ホームページ制作および広告代理業などを行い、地元地域のみならず各地域クライアントが「根差すPR」を目指して展開。会社やお店だけでなく個人の依頼も取り扱い、数量の少ない印刷物や小回りの利くちょっとした制作物を低価格で制作できるよう努めている。