封筒印刷の素材や色の選び方

会社のイメージや使用目的によってふさわしい封筒とふさわしくない封筒があるのをご存じでしょうか?封筒の素材や形を知り、会社にふさわしい封筒を印刷し受け取った方に好感をもってもらえるような手紙にしましょう。

封筒の素材

封筒の素材は、主に「クラフト紙」「ケント紙」「カラークラフト紙」の3つのタイプがあります。それぞれみていきましょう。

・クラフト紙
クラフト紙とは、植物繊維であるパルプを原料とした茶色の紙です。封筒の場合、「茶封筒」または「クラフト封筒」と呼ばれています。強度があり丈夫で破れにくく、紙袋や段ボールとしても使用します。比較的買いやすい価格のため、大量に発送するDM用封筒や返信用封筒にもおすすめです。

・ケント紙
ケント紙とは、植物繊維であるパルプを原料とし、さらに漂白加工した白色の紙です。封筒の場合、「白封筒」と呼ばれています。茶封筒よりやや厚めのある白封筒は印刷するのにも適しています。表面がなめらかで書きやすく、清潔感がある色合いで受け取った相手にも好印象を与えます。儀礼的な文章、挨拶状やお礼状など改まった手紙に使用するのも良いでしょう。

・カラークラフト紙
カラークラフト紙とは、クラフト紙に色を付けた紙です。封筒の場合、「カラー封筒」と呼ばれています。他の紙に比べて中身が透けにくく、素材によってやわらかな印象の封筒になります。ただし、改まった手紙にはあまり向いていません。

封筒の色選び

「赤色は○○会社」「青色は○○会社」など色からイメージするブランドや企業はありませんか?有名ブランドや大手企業ではイメージカラーが決まっており、そのカラーを使用してインパクトのある営業活動やグッズ販売を展開しています。どのようなイメージで封筒の色を選び、どのように使っていくのか、さっそくイメージ別の封筒について考えていきましょう。

1清楚・聡明・真面目
芯の強さや真面目さをイメージするなら「ホワイト系の封筒」がおすすめです。ホワイトは、光を持つ色のため神秘性があり、受け取る相手に強い印象を残します。また、白封筒は黒インクで印刷すると文字が映えて見えやすく、誰にでも好まれる色です。色選びに迷っている方は、ホワイトを選ぶと良いでしょう。

2安定感・知的・冷静
慎重さや冷静さをイメージするなら「ブルー系の封筒」がおすすめです。ブルーは、落ち着きのある色合いで制服やリクルートスーツとしてもお馴染みのカラーです。また、ブルーは濃さによってイメージが異なり、濃いブルーは主張が強くなる一方で淡いブルーは優しい印象になります。そのため、濃度の異なるブルー系の封筒が、医療系、建設業、金融業など幅広い分野で使われています。

3明るい・温かい・元気
明るさや温かさを表現するなら「イエロー系の封筒」や「オレンジ系の封筒」がおすすめです。イエローやオレンジは、陽だまりやミカンなどを連想させるため日本人にとって親しみのある色合いです。飲食店や雑貨店などの封筒として使用するのも良いでしょう。

4女性らしさ・柔らかさ・愛情
女性らしさを象徴するなら「淡いピンクの封筒」がおすすめです。淡いピンクは、ふんわりとやわらかく誰からも愛される色合いです。お祝い用の封筒としてもよく使用されます。また、エステや美容クリニックなどの封筒としても良いでしょう。

5ナチュラル・平和・健康
自然や環境を意識するなら「グリーン系の封筒」がおすすめです。グリーン系は植物をイメージさせリラックスや癒やしを与える色合いです。サステナビリティに取り組む企業などにもおすすめです。

封筒のサイズ

ビジネス文章で使用される用紙サイズはA4サイズ(210 ×297mm)で、封筒サイズや用紙の折り方など封の方法にもマナーがあります。封筒のサイズとあわせてマナーについても確認しましょう。

・長形3号封筒(120×235mm)
長形3号とは、A4サイズ用紙や便せんが三つ折りが入る封筒です。別名で「和封筒」とも呼ばれており、慶事などの改まった手紙から、友人に送るカジュアルな手紙まで幅広く使われています。

書類を封入する際は、用紙の下側から折り上側をかぶせ三つ折りにします。最初、角と角を合わせることができませんが、下側を折る幅を少し狭めにして最後に角が合うように仕上げます。

【長形3号封筒の封入書類】
・請求書
・領収書
・納品書
・見積書
・注文書など

・長形4号封筒(90×205mm)
長形4号とは、B5サイズ用紙の三つ折りまたは四つ折りが入る封筒です。封を閉じる際は、封筒を表から見たとき、左側に折り山がくるようにします。

【長形4号封筒の封入書類】
・請求書
・領収書
・納品書など

・角形2号封筒(240×332mm)
角形2号封筒とは、A4サイズ用紙またはB5サイズ用紙がそのまま封入できる封筒です。ビジネス文章の場合、できるだけ1枚に内容をまとめ折り目が付かないようにした方が見やすくなります。折り目を付けずに封入するために角形2号封筒を使用すると良いでしょう。

【角形2号封筒の封入書類】
・契約書
・履歴書
・カタログ
・パンフレットなど

「封筒の達人」の強み

・独特の風合いを楽しめる素材選び
ギフト用包装紙や商品パッケージなどには、特殊な質感や色合いの紙が使われることがあります。たとえば、素朴な風合いのクラフト紙、優しい印象のカラークラフト紙などです。封筒の達人でも、「クラフト紙」「ケント紙」「カラークラフト紙」などをご用意しています。お客様のお好みの色や素材を組み合わせてオリジナル感のある封筒を作成します。

・印象を決める充実の色選び
色は、季節、温度感、社会、歴史などさまざまな記憶や情報と結びつき、色には文字だけでは伝わらないメッセージを伝える力があります。封筒の達人では、色にもこだわりを持ち、よりふさわしい色を選んでいただけるよう「黒」「グレー」「紺」「青」「緑」「オレンジ」「赤」「赤紫」「茶」「白」といった幅広い色をご用意しております。

・封筒のサイズも自由に選べる
封筒の達人では、書類のサイズに合わせて封筒のサイズを変えることができます。手紙を受け取った相手に違和感を持たれないような封筒のサイズを選びましょう。

・手軽さが魅力の封筒印刷
封筒印刷を依頼する場合、選択肢は主に2つあります。1つめはお客様自身でWEB検索やメールで依頼するネット印刷です。2つめは、営業マンに相談して印刷所で作成する方法です。ネット印刷の封筒の達人では、メール、FAX、電話でやりとりが完結します。付き合いのある印刷所がない方、営業マンのいる印刷所が苦手な方などでも安心してご利用いただけます。

・コスト重視!費用が明確で安心
封筒の達人のメリットは、どのくらいのコストがかかるのかWEB上で確認できることです。比較的費用も安く、コストを優先させたい方にもおすすめです。また、封筒の達人では、制作ソフト各種に対応し24時間ネット入稿できます。さらに、一度ご注文いただいた方の印刷データは長期保管しております。次回以降は枚数を指定するだけで再注文でき効率的です。

まとめ

ここまで封筒の素材やサイズなどをご説明してきましたが、お客様にふさわしい封筒はみつかりましたか?良いデザインの封筒は、親しみやすさにつながりお客様自身を助けてくれるアイテムになります。封筒の達人に封筒印刷はお任せください。